バッグの取り扱いとお手入れ方法
1. 過度な負荷を避ける
許容以上の重いものを入れたり、詰め込みすぎたりすると、型崩れや破損の原因となります。
2. 摩擦に注意
衣類(特にデニムなどの色落ちしやすいもの)との強い摩擦は、色移りの原因となります。淡い色のバッグをご使用の際は組み合わせにご注意ください。
3. 熱・高温を避ける
直射日光の当たる場所や、車内など高温になる場所での長時間放置は、変色や素材劣化の原因となります。
1. ご使用後は、柔らかい布やブラシで表面のホコリや軽い汚れを優しく払い落としてください。
1. 湿気を避ける
風通しの良い日陰で、湿気の少ない場所に保管してください。ビニール袋での密閉保管は、カビや劣化の原因となるため避けてください。
2. 型崩れ防止
バッグの中に丸めた紙や布を詰めて形を整えてから保管してください。(新聞紙を使用する場合はインク移りにご注意ください。)
◯ 本革/レザー
(水濡れの対処)
1. すぐに拭き取る
雨などで濡れた場合は、すぐに乾いた柔らかい布で軽く叩くように水分を拭き取ってください。(強く擦るとシミや色落ちの原因になります)
2. 陰干し
風通しの良い場所で、形を整えて陰干ししてください。ドライヤーや直射日光での急激な乾燥は、ひび割れや型崩れの原因となるため厳禁です。
(定期的なケア)
1. 保湿
3〜6ヶ月に一度を目安に、皮革専用のクリームやオイルを少量布に取り、目立たない場所で試してから全体に薄く塗布してください。乾燥によるひび割れを防ぎ、革を長持ちさせます。
2. 防水スプレー
ご使用前に防水スプレー(皮革用)を使用すると、水濡れや汚れを防ぐのに効果的です。(必ず目立たない場所で試してからご使用ください。)
3.軽い汚れの除去
表面的な軽い汚れは、革専用のクリーナーを柔らかい布につけて優しく拭き取るか、専用の消しゴム(レザークリーナー)で軽く擦ってください。
◯ キャンバス・帆布・ナイロン/布素材
(軽い汚れ)
1. 表面的な軽い汚れは、消しゴムで優しく擦って落とせる場合があります。
(部分的な汚れ)
1. 汚れが気になる箇所に、水で薄めた中性洗剤を布や柔らかい歯ブラシにつけ、叩くようにして汚れを浮かせます。その後、固く絞った濡れタオルで洗剤をよく拭き取り、風通しの良い場所で陰干ししてください。洗剤が残ると変色の原因になりますのでご注意ください。
◯ 合成皮革/フェイクレザー
(日常のお手入れ)
1. 普段は、乾いた柔らかい布で優しく乾拭きをしてください。
(汚れの除去)
1. 汚れた場合は、水または薄めた中性洗剤を固く絞った布に含ませて、優しく拭き取ってください。
2. 洗剤を使用した場合は、その後水拭きをし、必ず乾拭きをして水分が残らないようにしてください。
(注意点)
1. 素材の特性上、経年劣化による傷みは避けられません。ベンジン、シンナーなどの有機溶剤や、アルコール系の除菌シートは、素材の劣化を早める原因となるため使用しないでください。