シューズの種類と選び方
特徴を理解して、あなたの目的と着用シーンに合わせた履き心地の良い一足をみつけてください。
シューズの選び方
1. サイズとフィット感
足長と足囲(ワイズ)が適切か、捨て寸(すてずん:履いたときにつま先に1cmほどの余裕)が適切であるかを確認しましょう。足がむくみやすい午後に試着すると正確です。
2. 使用目的と機能性を確認
シューズはスタイリングを完成させるための最重要アイテム。装いに合わせて足もとを整えましょう。その日の天候に合わせる事もお忘れなく。また、スポーツ用であれば競技に合った機能性を、フォーマルでの着用はマナーをしっかり確認しましょう。
シューズの種類
素材やデザインによって多岐にわたります。下記の構造やディティルを参考に、トレンドやお好みに合った一足を選んでください。

ハイカット
特徴:足首を覆う、丈の高いタイプ。

ローカット
特徴:足首が見える、最も一般的な丈の高さ。

スリップオン
特徴:紐がなく、そのまま履けるタイプ。

ドライビングシューズ
特徴:靴底に突起が多く、車のペダル操作に適した靴。

デッキシューズ
特徴:元々はボート上での使用を想定した、滑りにくいソールを持つカジュアルシューズ。

トレイルランニングシューズ
特徴:未舗装路(オフロード)での走行を想定した、グリップ力の高いソールを持つランニングシューズ。

チャッカブーツ
特徴:足首丈で、通常2~3つのアイレット(紐穴)を持つシンプルなブーツ。

デザートブーツ
特徴:チャッカブーツの一種で、クレープソール(ゴム底)を持つもの。

ワークブーツ
特徴:耐久性を重視した頑丈な作りのブーツ

エンジニアブーツ
特徴:もともとエンジニア(機関士)のために作られたブーツで、靴紐がなく、甲とシャフト(筒部分)にベルトとバックルが付いているのが特徴。バイクの操作に適したデザインも。

サイドゴアブーツ
特徴:足首側面にゴム(ゴア)が入っていて、着脱が容易なブーツ。

レースアップブーツ
特徴:紐で編み上げて締めるタイプのブーツ全般。

ストレートチップ
特徴: つま先に一本の横線のみが入った、シンプルでフォーマルなデザイン。

プレーントゥ
特徴: つま先に飾りがない、最もシンプルなデザイン。

ウィングチップ
特徴: つま先部分が鳥の翼のように内側にカーブしたデザイン。

ブローグ
特徴: 革の端を波型に打ち抜いた穴飾り(メダリオン含む)が施されたデザイン。ウィングチップもブローグの一種です。

モンクストラップ
特徴: 紐の代わりにバックルとストラップで留めるデザイン。

ダブルモンクストラップ
特徴:バックルが2つのもの。

ダービー・ブラッチャー・外羽根
特徴:紐を通す部分(羽根)がアッパーの外側についているデザイン。オックスフォードよりややカジュアル。

オックスフォード・内羽根
特徴:紐を通す部分(羽根)がアッパーの内側に縫い込まれているデザイン。ダービーよりフォーマル。

ローファー
特徴:紐がなく、スリップオン形式の靴全般。

ビーチサンダル
特徴:親指と人差し指の間で鼻緒を挟む、最もシンプルなサンダル。水辺での使用に合わせた仕様・素材。

トングサンダル
特徴:ビーチサンダルの、より洗練されたデザイン・素材のもの。

グラディエーターサンダル
特徴:複数のストラップで足を固定。古代ローマの戦士が履いていたデザインをモチーフにしたサンダル。

スポーツサンダル
特徴:ベルクロ(マジックテープ)などでしっかり固定でき、歩きやすさを重視したもの。

ミュール
特徴:かかと部分がなく、足を滑り込ませて履く靴(パンプスやサンダル形状のもの)。

エスパドリーユ
特徴:スリップオンからサンダルまで、ジュート(麻)の編み込みソールが特徴。水に弱いため雨天使用は避ける。