シューズの取り扱いとお手入れ方法

履きなれた心地良いシューズを長くご愛用いただくために是非ご参照ください。

■ 日常のお手入れ
使用後のお手入れがシューズの寿命を大きく左右します。長くご愛用いただくために、基本的なお手入れ方法と素材ごとの注意点をご紹介します。

1. 履いた後のブラッシング
履いた後は、靴ブラシで表面のホコリや軽い汚れを落としましょう。特に縫い目や隙間にはホコリがたまりやすいので、丁寧にブラッシングしてください。

2. 型崩れ防止にシューキーパー
型崩れを防ぎ、シワを伸ばすために、シューキーパー（靴の形を整える器具）を使用することをおすすめします。特に木製のシューキーパーは、湿気を吸収し、臭いを抑える効果も期待できます。

3. 風通しの良い場所で保管
靴の中は汗で湿気がこもりやすいものです。脱いだ後はすぐに靴箱にしまわず、風通しの良い場所で陰干しをして十分に乾燥させましょう。

■ 素材別のお手入れ方法
シューズの素材に合わせたお手入れで、美しさを保ちましょう。

◯ 本革／レザー

防水スプレーを使用すると、水濡れや汚れから守ることができます。定期的に皮革専用のクリームで栄養を与えてください。

◯ 起毛革／スエード・ヌバック

雨の日のお出かけにはできるだけ避けましょう。防水スプレーは必須アイテムです。汚れが染み込むのを防ぎ、美しい状態を保ちます。専用ブラシで毛並みを整え、汚れを落とします。

◯ キャンバス・ナイロン／布素材

表面的な軽い汚れは、消しゴムで優しく擦って落とせる場合があります。汚れが気になる場合は、水で薄めた中性洗剤を布や柔らかい歯ブラシにつけ、叩くようにして汚れを浮かせます。風通しの良い場所で陰干ししてください。洗剤が残ると変色の原因になりますのでご注意ください。

◯ 合成皮革／フェイクレザー

柔らかい布で乾拭きをしてください。汚れが気になる場合は、水または薄めた中性洗剤を固く絞った布に含ませて、優しく拭き取ってください。素材の特性上、経年劣化による傷みは避けられません。ベンジン、シンナーなどの有機溶剤や、アルコール系の除菌シートは、素材の劣化を早める原因となるため使用しないでください。